ウェブ漫画・電子コミック・マンガ読みまくり部

マンガ好きな管理人が色々な漫画を読み漁るブログ

好きっていいなよ。(葉月かなえ)の1巻が無料だったので読んでみた感想

好きっていいなよ。(葉月かなえ)

を読んでみました。

 

あらすじ

橘めいは今まで生きてきた16年間、

彼氏も友達さえも作らずいきてきた。

 

周りからは暗いヤツと思われ、

避けられる毎日。

 

そんなある日、勘違いから

学校一のモテ男・黒沢大和に

 

豪快に回し蹴りをして

ケガをさせてしまう。

 

ところが、大和はなぜか

めいを気に入り、

 

友達になりたいと携帯番号を

押し付けてきた。

 

ストーカーに付きまとわれた時

電話するとすぐに駆けつけてくれた大和。

 

めいを守るためにキスまでしてきてー!?

 

過去のトラウマから、

家族以外の人と関わることを諦め

 

孤独に生きてきためいが

学校の人気者・大和

との出会いをきっかけに

 

徐々に心を開いていく

恋愛ストーリーです。

 

 

キス魔だとか、ヤった・ヤらないとか

めい以外の登場人物に

16歳の初々しさがないので

 

年齢設定間違ってるんじゃないかと

…(^_^;)

 

めいが回りの人との

関わりを通して

 

成長していく様子が

しっかり描かれてます。

 

めいは暗いけど自分をしっかり持っている

サバサバした性格なので

 

16年間友達ができない性格とは

思えないのですが…。

 

0から関係を気づいていく様子を

見るのはおもしろいです!

 

テンポが良いので

飽きない作品でした。

 

 

メイちゃんの執事(宮城理子)を読んでみた感想

メイちゃんの執事を読んでみました。

 

メイちゃんの執事(宮城理子)といえば、

榮倉奈々さん水嶋ヒロさんのドラマで

有名ですが、

 

コミックの1~3巻が期間限定無料だったので

試し読み。

 

あらすじ

 

お仕えします、メイお嬢様。

主人公、メイが両親を事故で亡くした夜、

突然、理人という青年があらわれたのでございます。

 

メイを「お嬢様」と呼び、自分はその執事だというのです。

 

なんと、メイの父親は、実は大金持ちの跡継ぎで、

メイはその遺産の全てを引き継ぐことになったのです。

 

一夜にして、お嬢様になって しまったメイの運命やいかに。

お嬢様と僕の間に生まれる「愛」にご注目ください。

 

ドラマがすごくおもしろかった

記憶があるんですが、

 

コミックとは設定が違うんですね。

 

メイちゃんがか弱くて

かなり子供っぽいところとか、

 

おじいさんがいて

執事の理人にメイと

寝るように仕向けるところとか(^_^;)

 

ザ・少女漫画という感じでした。

 

1巻は、メイがまだ田舎で暮らしている

ストーリーなので

 

両親が急死したり、

理人が急に執事として仕えるようになったり・・・

 

学園に通い始める前の布石なので

設定が強引で

ちょっと読みづらかったです。

 

2巻、3巻からは

学園生活が描かれてますが

 

ルチア様・忍様が登場して、

理人を乗っ取ろうと企むので

おもしろくなってきます。

 

メイが終始ぼーっとしてる訳でなく、

理人に対する気持ちが

しっかり描かれてるので

続きが気になる展開でした。

 

メイちゃんの執事

 

告白する相手を間違えましたが・・・青春でイイ

告白する相手を間違えました(ちご・ちゃい)

を読んでみました。

 

あらすじ

「好きです!付き合ってください!」

 

ずっと片思いをしていた野瀬くんの背中に

思い切って告白した菜穂。

 

「……は?俺?」

 

振り返ったのは野瀬くんと同じ赤髪 だけど…誰ッ!?

 

―勇気を出してした初告白、

全然知らない人にしてしまいました……。

 

しかも相手は強面!!

本当のことなんて言えないよー!!

 

―間違い告白 から始まるのは……!?

 

高校生の女の子菜穂が、毎朝駅で見かける

赤い髪の男の子にずっと片思い・・・

 

勇気を出して告白!したけれど

同じ赤髪の別人に

間違って告白してしまう…

 

意外にも、OKの返事が返ってきて――

 

というストーリーです。

 

人気携帯小説が漫画家されてるんですが

絵がすごくかわいい。

 

そして菜穂とゆうちゃんの

微妙な初々しい距離感が伝わってきて

甘酸っぱいです。

 

間違って告白されてしまったゆうちゃんは

普段無口で愛想がないんですが

 

SNSやメールでは顔文字を使って

自分の素直な気持ちを表現してて

 

ギャップ萌えです。

胸キュンとはこういうことを言うんだなと…!!

 

ちょこちょこ出てくる

SNSやメールのシーンで

 

ゆうちゃんの優しさが伝わってきて

もどかしい。

 

SNSという設定で

主人公の相手役の心情が

ここまで分かる漫画は珍しいかも。

 

この漫画がなぜか「ティーンズラブ

に分類されてますが

 

これから二人の関係がそっち方面に

展開していくのか…!?

気になります。

 

ティーンズラブについて詳しく知りたい方は

ティーンズラブ(TL)コミックおすすめ

がおすすめです。

 

告白する相手を間違えました 第1巻

告白する相手を間違えました 第1巻

告白する相手を間違えました 第1巻

[画]ちご [原案]ちゃい

 

王国の子がおもしろい・・・あらすじと感想

「王国の子」(びっけ)

を読んでみました。

 

カテゴリーは少女漫画のようですが

史実に沿ったドロドロの権力争いで

男性も楽しめると思います。

 

あらすじ

 

ある国に息づく残酷なしきたり。

それは”影武者として生きること”。

 

――場末の芝居小屋で役者をしていた少年・ロバートは、

王位継承権を持つつ王女・エリザ ベスの影武者として声をかけられる。

 

「絶対生きて帰ってやる――」

回り始めた運命の輪に、

ロバートは飲み込まれてしまうのか?

 

偽り、罠、憎しみ。

欲望に満ちた王室の闇を描く!

 

中世イギリスの

エリザベス1世がモデルで、

 

史実にある程度沿ったストーリーのようです。

 

芝居小屋の貧しい少年・ロバートは

病弱な弟の手厚い介護と引き換えに

 

エリザベス姫の影武者として

王宮に連れてこられ

 

実質、弟を人質として

姫の身代わりを引き受けることになります。

 

 

エリザベス姫の父で国王のヘンリーの死後

権力争いに巻き込まれていくんですが、

 

史実に沿っているだけあって

人間関係がリアル。

 

継母の再婚相手から狙われる

エリザベス姫とか

 

姉弟の取り巻きたちの

腹の探りあいとか

 

ドロドロです。

 

でも、無闇やたらに

恋愛ストーリーが挟まれる

ということがないので

 

男性でも楽しめるのではないかと思います。

 

史実にも沿ってるし。

 

謙虚で聡明なエリザベスと

頭の良い影武者・ロバート、お供(?)のウィリアムと

 

どうやって困難を乗り越えていくのか

かなり気になるストーリーでした。

 

王国の子 1巻

王国の子 1巻

王国の子 1巻

[著]びっけ

 

37.5℃の涙を読んでみた感想

「37.5℃の涙」(椎名チカ)を読んでみました。

 

あらすじ

37.5℃は、子供が保育園に行ける、

体温のボーダーライン。

 

病気の子供を置いて仕事にはいけない・・・

でも、生きていくには働かざるを得ない。

 

そんな親の助けとなる存在が「病児保育士」。

 

新米病児保育士の杉崎桃子は

笑っても笑顔が引きつることが

コンプレックス。

 

そんな桃子が初めて担当することになったのが

病弱な男の子・海翔くん。

 

ところが、海翔くんの家は

ひどく散らかっていて・・・

 

というストーリーです。

 

生きていくためには

働かなくてはいけない母親、

 

側にいてあげたくても

簡単に仕事を休めない現実

 

とか、

 

現代の問題がよく書かれていて

 

すごく考えさせられる

ストーリーです。

 

でも、そんな重いテーマなんですが、

 

新人の病児保育士・桃子が、

子供達やその家族と向き合い、

成長していく姿が

 

コミカルに描かれていて

笑いあり、涙ありで楽しめます。

 

なんと言うか、

子供が小さい内はなるべく側にいて

あげたいな、と心がギュッとなりました。

 

 

働くお父さん・お母さんはもちろん、

 

小さい子を持つ親が身近にいる人、

子供と関わる仕事をする人に

おすすめなコミックです。

 

37.5℃の涙

 

繕い裁つ人 を読んでみた感想

繕い裁つ人(池辺葵)を

読んでみました。

 

中谷美紀さん主演で1月31日に

公開だとか。

 

あらすじ

服に命を宿す人。

どこか懐かしい町並みに響くミシンの音。

 

祖母の志を受け継いで、その人だけの服、

一生添い遂げられる洋服を作り続ける。

 

そんな南洋裁店の 店主・市江(いちえ)と、

彼女の服を愛してやまない

百貨店企画部の藤井(ふじい)。

 

微妙な距離感を保ちながら関わる二人と、

服にまつわる人々の思いを描き 出す、

優しい優しい物語です。

 

読み始めたときは、

絵が淡白で、目に生気が感じられないキャラの表情に

 

「失敗した・・・」と思ったんですが

 

読み始めると、淡々としながらも独特な雰囲気を持つ

ストーリーで良い読書経験になりました。

 

漫画というよりは、小説を読んでいるような感じです。

 

主人公の南市江は

「躾のゆきとどいた野犬みたいな人」

 

と言われるのも納得なほど

無表情の頑固者です。主人公なのに。

 

そして、その市江の作る服に魅せられている

藤井さんという男性も変わっています。

 

これから主人公に深く関わっていくであろう

主役級の男性なんですが、

 

市江の作った服をお直ししようとする人に

いきなり割って入って怒るほどの

市江ブランドマニアです。

そしてこの人も終始無表情。

 

ヒーロー役とヒロインの主人公が

無表情で機械的なんですが、

 

そんな中で、

お客さん一人ひとりのための

オーダーメイドの服を作ったり、

 

近所との付き合いを大切にする、

心温まるストーリーがあるのが魅力的です。

 

万人受けするようなコミックではないですが

現代社会では消え去りつつある人との繋がりがテーマ

について読みたいという人におススメの作品でした。

 

繕い裁つ人 1巻

繕い裁つ人 1巻

繕い裁つ人 1巻

[著]池辺葵

 

ゆりかごの乙女たちを読んでみた感想

ゆりかごの乙女たち(みよしふるまち)

を読んでみました。

 

あらすじ

大正時代。

女学生の間では「S」と呼ばれる、

上級生と下級生が二人だけの特別な関係を築くのが流行中。


庶民の出でありながら

高女に成績トップで入学した入江環は、

 

入学早々、上級生に見初められ

「S」を結ぶお誘いの手紙をもらうが……。

 

表紙が繊細で可愛かったので読んでみました。

 

読んだ後気づきましたが、どうやら百合な作品

だったようです。

 

でも爽やかなストーリーだったので

重たい作品を読んだ後には良い風通しになりました。

 

 

入学早々、上級生から手紙「S」を貰った環だったが

興味が沸かず。

 

庶民の出であったため

なかなか馴染めなかった中で出会った

軍人の令嬢・雪子。

 

昔、女性に自由がなかった時代の、

友情と愛の狭間のストーリーのようです。

 

 

大正時代が舞台ですが、

時代の背景が良く書かれていていました。

 

ところどころ出てくる時代の雰囲気が

他の漫画にはない感じでよかったです。

 

袴がいいですね。袴萌えです。

環と雪子がかわいい・・・。

 

大正浪漫でノスタルジックな雰囲気のする

ストーリーです。

 

全5話という短い作品で、

最後はハッピーエンドとはいかない

切ない終わり方のようです・・・。

 

ゆりかごの乙女たち 第1話

ゆりかごの乙女たち 第1話

ゆりかごの乙女たち 第1話

[著]みよしふるまち